屋根用塗料のご紹介
公開日 2023年1月24日(火) 最終更新日 2023年3月8日(水)
近江八幡市にある屋根・外壁リフォームの専門店 ジェイジェイエフです。
ブログをお読み頂きありがとうございます!
さて本記事ではたくさんある屋根用塗料の中からいくつかピックアップし、その特徴を紹介して参ります。
それではさっそく!
シリコンフレックスJY
まずはこちらの塗料!シリコンフレックスJYです。
弱溶剤系の2液型シリコン塗料です。
期待耐用年数は8年~10年です。低汚染性に優れたセラミックを配合しており、帯電しにくく親水性の高い塗膜を形成し付着した汚れも雨などで流れやすくする特徴があります!
また防カビ性も併せもち、カビや苔の発生を抑制します。経済性にも優れておりお求めやすいのもメリットです。
しかしながら遮熱性が付されていないのが欠点です。屋根は外壁に比べて太陽光に照らされている時間がながく劣化しやすい環境下にあります。
昨今の紫外線の強さを鑑みると遮熱性は重要な機能です。
この機能が無い分劣化は早まりますので、長いスパンで考えたときに損をしてしまう可能性があるので充分に注意が必要です。
シャネツテックSi-JY
続いて紹介致します塗料がシャネツテックSi-JYです。
弱溶剤系の2液型シリコン塗料です。
その名の通り遮熱性に優れた塗料です。太陽光を効果的に反射し屋根の温度上昇を抑制します。
それにより基材の保護はもちろん、室内の温度上昇を抑える効果にも期待できます。
遮熱顔料と熱放射セラミックという2つの遮熱性能を併せもっている為、優れた効果を発揮します。
期待耐用年数は10年~12年程です。
こちらも比較的お求めやすい価格なので、なるべく費用は抑えたいけど遮熱機能は欠かせないという方にはオススメの塗料です。
スーパーシャネツサーモSi
続きまして紹介するのがスーパーシャネツサーモSiです。
2液型弱溶剤系のシリコン塗料です。
こちらもその名の通り遮熱機能に非常に優れた塗料です。
チタン複合特殊無機顔料をという成分を配合する新技術により、優れた耐候性・遮熱性・変退色防止性を実現した塗料です。
上記の顔料を使用したことで近赤外線を効果的に反射する塗膜を形成することができ、屋根の表面温度上昇を抑えます。
実際に塗料を塗った箇所と塗っていない箇所を触って確認したことがあるのですが、塗っていないところは触り続けることが困難な程熱かったのに対し、塗った箇所は熱さをほとんど感じないくらい効果がありました。
そして変退色防止性能もこちらの塗料の優れた機能です。
当然のことながら屋根は太陽光に長時間さらされ、風雨も受けやすいので塗装後、比較的早く色褪せが起こってしまいます。
それを予防する機能が変退色防止性能であり、従来の塗料と比較し長時間光沢の持続、色褪せの防止が実現しました。
期待耐用年数は13年~16年。
ハイクラス塗料の為、価格面はお安くはないですが、充分にその価値がある塗料です。
スーパーシャネツサーモF
続いては上記塗料と同シリーズのスーパーシャネツサーモFです。
弱溶剤系2液型のフッ素塗料です。
先に紹介した塗料のフッ素樹脂使用のものです。シリコンよりも更に高耐候性を実現したものがこちらです!
フッ素は固い性質であることが、ひび割れ等を起こしやすいというデメリットに繋がるのですが、コーキングを外壁ほど気にしなくてもよい屋根においてはこのデメリットも小さくなります。
また屋根は外壁に比べると環境的に劣化が早いので、外壁よりも耐候性の強いものにされるのもオススメです。
こちらの期待耐用年数は16年~20年ほどです。
高価な商品ではありますが、高い耐候性と遮熱性がある高級塗料です。
無機ハイブリッドコートJY-IR
続いてご紹介するのはこちらの塗料、無機ハイブリッドコートJY-IRです!
無機成分と有機成分を配合することで永くお家を護る塗料として実現しました。
無機成分はガラスのような性質のイメージで、固くなめらかです。
ただそれだけでは固すぎてしまい、施工性の悪さ、ひび割れの発生等に繋がってしまうので有機成分を配合することでその点をカバーしております。
無機成分が60%超配合されており、これによって高い耐候性と高硬度を実現し、更に親水性もよく汚れを雨水が洗い流しやすい特徴も御座います。
また屋根用塗料としては重要な遮熱性も備わっております。
期待耐用年数は20年~25年程と非常に長くなっております。
価格面はその分高価ですが、塗り替えの頻度が少なくなることを考えると結果として費用が安くなることも充分に御座います。
なるべく塗り替え頻度を少なく、耐候性の強い塗料が良いという方にはオススメの塗料です。
超低汚染リファイン500Si-IR
最後に紹介する塗料がこちらの超低汚染リファイン500Si-IRです。
水性2液型のシリコン塗料です。
屋根の塗装にはより強い溶剤系の塗料が基本的にはオススメですが、どうしても臭いが強い点があるので気にされる方にはこのような水性系の塗料も御座います。
こちらの塗料は商品名にも付いている通り、超低汚染性を実現した塗料です。
独自の無機成分を配合することにより成分の密着性を高め、親水性を向上させました。
それにより汚れが付きにくく、さらに汚れが付いても雨水等で洗い流されやすい性質があり、長く綺麗な状態を保つことが可能です。
また遮熱性にも優れております。
期待耐用年数は13年~15年程。価格はシリコン塗料の中では少々高めです。
臭いを抑えたい状況や割と環境が良い場所での塗装工事にはこちらの塗料も選択肢として良いと思います。
以上、本記事では6種類の屋根用塗料を紹介致しました。
一概にどれが良いとは言えないのですが、塗装する場所やご予算等を考慮し業者さんにご相談されるのが良いと思います。
もちろんジェイジェイエフでもご相談は承っておりますので、お悩みやお困りごとがあればいつでもお気軽にご相談くださいませ。
お読み頂きありがとうございます!