屋根カバー工事・近江八幡市
公開日 2024年1月9日(火) 最終更新日 2024年1月9日(火)
近江八幡市にある外壁塗装・屋根リフォーム専門店 ジェイジェイエフです。
スタッフブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
昨年末に工事させて頂いておりました近江八幡市内の屋根カバー工事、完工しておりましたのでご紹介致します!
工事前
こちらのお家、ニチハのパミールという屋根材が使用されておりました。
スレート瓦の1種なのですが、10年程で剥離現象が起きてボロボロになってしまう問題のある建材です。
写真がこちら。
このように近くでみれば捲れていることがよく分かりますが、遠目で見てるとまさか捲れているとはなかなか思いませんよね?
かつては大手建材メーカーが発売しておりましたので、現在でも使用されているお家はたくさんあります。
もしパミールという名前に聞き覚えがあったり、屋根が写真のような状態になっているかもと思ったらご相談ください。
なるべく早いメンテナンスをオススメします。
そしてこのパミールという屋根材に塗装は不可です。剥離現象が起きるので新しい塗膜ごと捲れてしまう為です。
メンテナンスとしてはカバー工法または葺き替えとなります。
ジェイジェイエフでは基本的にはカバー工法をオススメさせて頂いており、こちらのお家にもそうさせて頂きました。
塗装に比べると費用はかかりますが、長期的な視野で見るとコストパフォーマンスは良いですし、何より耐久性が格段にあがるので安心安全です!
施工中
カバー工法はその名の通り、既存の屋根の上に新しい屋根を被せる(カバーする)形で施工します。
まずは既存の棟板金や雪止めを撤去しなるべく平にしていきます。
その後既存の屋根材の上にルーフィングシートを被せていきます。
こちらも防水の役割があります。瓦の下に入り込んだ雨水を内部に浸水させない為に葺かれております。
当然元々の屋根材の下にも設置されています。その辺りを考えるとカバー工法の安全性がよく分かりますよね!
ルーフィングを貼り終わった後は軒先の方から新しい屋根材を貼っていきます。
雪止めを設置し、順番に貼り重ねていきます。
本体部分を貼り終わった写真がこちらです。
軒先の方か貼り重ねることでこのように下方への隙間ができ、雨水や結露が抜けていくようになります。
最後に棟板金を設置します。
今回は井上定のレジェルーフという建材を使用させて頂きました。カラーはダークブラウンです。
カバー工法に使用される建材の多くはガルバリウム鋼板という素材で作られており、サビに強く塗装も数十年不要です。
また軽量であることも特長です。既存の屋根の上に被せているので若干屋根の重量は上がりますが、耐震性にはほとんど影響がありません。
施工後
施工後の写真がこちらです!
綺麗に仕上がり、耐久性も抜群です!
施工前は屋根材に剥離が起きており、ご心配されていた施主様ですがこれで安心してお過ごし頂けると思います。
まとめ
スレート瓦は塗装を適切に行っても耐久年数が30年ほどと言われています。
一方ガルバリウム鋼板は25年はメンテナンスフリーと言われ、サビに気を付けて管理を行えば40年以上はもつと言われています。
塗料にもよりますが約10年サイクルで塗装が必要であるスレート瓦の場合、長期的な視点で見た際は最初のメンテナンス時にカバー工法をお選び頂くことも良いと思います。
ご不明点などがあればいつでもお気軽にジェイジェイエフにご相談くださいませ。
お読み頂きありがとうございます。