塗装できないスレート瓦
公開日 2023年11月13日(月) 最終更新日 2024年1月6日(土)
近江八幡市にある外壁塗装・屋根リフォーム専門店 ジェイジェイエフです。
スタッフブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
先日外装工事ご検討のお客様のお家へ現地調査にお伺い致しました。
築20年弱で汚れ等が目立ってきたのでそろそろ塗装を考えたいとのことでした。
塗れないスレート瓦
屋根の調査を行った際、使用されている建材がパミール(ニチハ)という屋根材であることに気づきました。
こちら問題のある建材として有名でありまして、10年程で剥離する現象が多発したのです。
この写真のように表面からどんどんめくれていく現象がパミールの特徴です。
原因としては2004年と2006年にアスベストの使用に規制がかかり、その前後にはノンアスベストの建材がたくさん生産されたことです。
優れた素材であったアスベストを使わずに良い建材を作ることが難しく、その結果、数年して問題が発覚するケースが見られました。
パミールの他にも、かわらU・レサス・シルバス・ザルフなどが挙げられます。
塗れない瓦のメンテナンス
上記のようなスレート瓦の場合、塗装はできません。
塗装しても瓦自体の耐久性は変わらないですし、パミールの場合だと建材の表面ごと新しい塗膜もめくれてしまいます。
ではどのようにメンテンナンスすればよいのか?と言いますと
カバー工法
または
葺き替え
の選択肢となります!
ジェイジェイエフでは基本的にはカバー工法をオススメしております。理由は簡単に言いますとコスト面と安全安心面です。
詳しくは直接お問合せ頂ければと思います。
色々な建材が使われているのが建築の世界なので、それぞれメンテナンスの方法も異なってきます。
お家のことで気になることがあればいつでもお気軽にジェイジェイエフにご相談くださいませ!
お読みいただきありがとうございます!