外装診断
公開日 2023年6月15日(木) 最終更新日 2023年6月15日(木)
近江八幡市にある屋根・外壁リフォーム専門店 ジェイジェイエフです。
スタッフブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
さて先日外装の診断にお伺いさせて頂きました際、外壁のひび割れが気になるとのご相談を頂きました。
当然ひび割れがあると浸水等の懸念があるので、ご心配になられる気持ちはよく分かります。
ただそのひび割れにも、箇所や大きさ等によって対処の仕方や緊急性も変わってきますので、それについて少し紹介していきます。
ヘアクラック
よくおみかけするのがヘアクラックと呼ばれるひび割れです。特にモルタル外壁のお家では複数確認されることも珍しくないです。
ヘアクラックの定義としては幅0.3ミリ以下のひび割れです。こちらに関しては緊急性は低めです。
またメンテナンスの際も弾性の下塗り材を使用することで、特に部分的な補修無しで塗装できる場合もあります。
内部への浸水が起こらないわけではないですが、軽微にとどまる為大きな問題が早々に起きることは考えにくいです。
ただし、そのままずっと放置しておくとひび割れが大きくなっていくことも御座いますので、メンテナンスはせずとも定期的に確認されることがよいでしょう。
クラック
先ほどはヘアクラックについてご紹介致しました。幅0.3ミリ以下のヘアクラックに対しそれ以上のものはクラックと呼ばれます。
もちろん大きければ大きい程危険性は高まります。写真のものは5ミリ近い幅がありますのでかなり大きいクラックと言えます。
すぐにでも補修をした方が良い範囲です。
補修方法はクラックの箇所を削って専用の樹脂やモルタルを充填するUカット工法やVカット工法、外壁張替え、カバー工法等さまざまありますので業者さんと相談して決められるといいでしょう。
ちなみにこちらのお客様におかれましては写真程のクラックが複数あった為、その面はカバー工事をご提案させて頂きました。
コーキングひび割れ
写真のように外壁そのものではなく外壁の間(目地と呼ばれます)等に充填されるコーキング材のひび割れもよくご相談頂きます。
外壁そのものよりコーキングの方が劣化が早く、新築10年程でどこかしらのコーキングにはヒビが入っていることが多いです。
コーキングはゴムのように弾性があり、これが緩衝材や防水材としての役割を担います。
経年により硬くなってくると徐々にひび割れしてきます。
目地のコーキングは打ち替えができるので、外壁塗装等のメンテナンス時には基本的に一緒にご提案しております。
まとめ
今回は調査時によく見かけるひび割れに関してご紹介致しました。
気になるひび割れがお家にある方はお気軽にお問合せくださいませ。
放っておくとこの先より修理に費用がかかってしまうことも充分にあり得ますので、まずはご相談くださいね!
お読みいただきありがとうございます!