外壁塗装のタイミング

近江八幡市にある屋根・外壁リフォーム専門店　ジェイジェイエフです。

スタッフブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

 

本記事では外壁塗装のタイミングについて書いて参ります。

いつぐらいに塗装するのがいいの？と思っていらっしゃる方の参考になれば幸いです。

 

外壁塗装のタイミング

新築時から初めての塗装のタイミングは、ずばり１０年がひとつの目安です。

築１０年を経過されたら一度外壁塗装を検討されるといいと思います。とはいえ必ずしも１０年で塗装しなければいけないという訳では御座いません。

 

外壁の素材や環境によって劣化の進度も異なりますので、検討のタイミングと認識頂ければと思います。

 

また塗り替えの際も１０年をひとつの目安として考えてもらってもよいと思います。

ただ塗料によって期待耐用年数が異なります。１５年以上もつ高耐久のものも御座いますので、その場合はその年数を目安にご検討されるのがよいでしょう。

 

 

外装診断をプロに依頼

１０年経過したタイミングで塗装業者に一度診てもらうことがいいでしょう。

見積の提出の前に外装診断を行い、お家の劣化状況などをまとめてご報告してくれる業者さんもあります。

もちろんジェイジェイエフでも行っておりますので、お気軽にご相談ください！

 

プロに依頼することで、すぐにでも塗装が必要なのか？それともまだ必要ないのか？

まだ必要でない場合はいつ頃がよいのかを教えてもらうことができます。

これが分かることで大きな安心になると思いますので是非ご検討ください。

 

ただし業者さんによっては診断を行っていなかったり、必要以上に不安を煽って塗装を急かしたりされることもあります。

その辺りは充分に注意が必要です。

診断の有無は直接問い合わせても教えて頂けると思いますし、ＨＰ等にも記載があると思います。

 

また地元密着の業者さんであれば、不安を煽る等のことはあまり無いと思いますのでご参考にしてください。

 

 

クリア塗装の場合

外壁塗装において注意が必要なものがこのクリア塗装です。

多くの塗装の場合、色付きの塗料を使用するため、塗装前と塗装後では色が変わるのですが、クリア塗装は透明の塗料を使用します。

既存のデザインをそのままに塗装することができるので、お気に入りのデザインをそのまま長く持たせることができます。

意匠性の高い外壁を使用されている方には特に人気がある工法です。

 

そしてこのクリア塗装の注意すべき点はチョーキング現象と言われる劣化のサインが発生している外壁には使用できないということです。

チョーキング（詳細は後述します）は１０年ほどで発生しても不思議ではありません。

 

つまり１０年経過後にクリア塗装を検討しては手遅れになってしまうこともあるんです。

その為、クリア塗装をご希望の場合は少し早めの７～８年程でご検討をされるといいでしょう。

 

外壁の劣化症状

続いて外壁の劣化の症状についてご紹介致します。

以下の症状がお家に見られる場合は塗装のタイミングと言えるかもしれません。セルフ診断にもご活用ください。

 

チョーキング

壁などを触った際に写真のように色が手についた経験をされたことはありませんか？

こちらの現象がチョーキングです。塗料に含まれる顔料という成分が劣化し、粉状になり表面に現れます。

軽微なものであれば大きな問題は御座いませんが、写真のように手の大部分につくほどのチョーキングが確認される場合は塗装のタイミングと言えるでしょう。

 

色褪せ

外壁の色味が抜けたような状態です。

既存の塗膜が劣化し、防水性が切れていることが予想されます。

 

藻・苔の発生

風等で汚れが飛散し外壁に付着することで藻・苔が発生します。

田んぼや山等が近くにあるお家は特に発生しやすい傾向にあります。また湿気が抜けにくいことも藻・苔が繁殖する要因であり、日当たりの悪い箇所や北面は特に多く見られます。

藻・苔が原因で外壁が劣化するということはほとんど御座いませんが、美観を大きく損ねるので塗装の検討の機会と言えます。

 

ひび割れ（クラック）

外壁のひび割れをクラックと呼びます。０．３ミリ以下のクラックはヘアクラックと呼ばれ軽微な症状です。

経過観察でも問題ない範囲です。しかしそれ以上のものは要注意です。

クラックより浸水し、内部の下地や断熱材等が腐食する懸念が御座います。

また縦方向より横方向のクラックは浸水する量が多くなりますのでより危険です。

 

めくれ

表面に施された塗膜がめくれた状態です。

この箇所に関しては防水性が一切なくなってしまうので、ここから被害が広がる心配が御座います。

 

 

築１０年以上のお家は一度このような症状が出ていないか確認されてみてはいかがでしょうか？

もし症状が見られた際は放置しておくと悪化する一方ですので、外装診断を業者さんに依頼されることをオススメ致します。

 

まとめ

お家は常に風雨や太陽光等にさらされている為、自然と劣化してしまいます。

劣化がひどくなってしまうと塗装では間に合わず、カバーや張替え等の工事が必要となり、費用がかさんでしまいかねません。

適正なタイミングで適正なメンテナンスを行うことでより良い状態を長く保つことができますので、時々お家の点検をして気になる箇所が無いかをチェックすることが大切だと言えるでしょう。

 

気になることがあればジェイジェイエフではいつでもご相談を承っておりますので、お気軽にお問合せくださいませ。

お読み頂きありがとうございます。