遮熱塗料に関して
公開日 2023年3月7日(火) 最終更新日 2023年3月8日(水)
近江八幡市にある屋根・外壁リフォーム専門店 ジェイジェイエフです。
スタッフブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
塗装には欠かせない塗料ですが、塗料と一言でいっても様々な種類のものが御座います。
そんな中で本記事では遮熱塗料について記載して参ります。
遮熱塗料とは
遮熱塗料とは太陽光を効率的に反射する機能を付した塗料のことを言います。
太陽光は塗膜や基材を劣化させる大きな要因のひとつです。それを反射することでより長く基材を守ることができます。
特に屋根は太陽に晒される時間も長く、夏場においてはかなりの温度上昇を起こすことも御座います。
日中に温度が上昇し、夜になり温度が下がることで基材が膨張、収縮を繰り返します。これが原因で基材が破損を起こしてしまうこともあるんです。
遮熱性があることでこれを抑制する効果に期待できます。
また室内の温度上昇を抑制する効果も御座います。夏場の室内の暑さにお悩みの方にはもってこいの機能です!
遮熱塗料を選ぶ上でのポイント
続いて遮熱塗料を選ぶ際のポイントをお伝え致します。
まず屋根には遮熱機能のある塗料を選ぶことがオススメです。外壁と比べて太陽にさらされる時間が長い分、やっぱり遮熱性が有効に働きます。
先述した通りでもありますが、戸建て住宅の2階のお部屋は夏場熱くなりやすいですが、屋根に遮熱塗料を塗装することでそれを抑制することができます。
またより効率的に遮熱機能を発揮させるためには白色に近い色味を塗装することも重要です。
もちろん黒っぽい色でも効果は御座います。ただ白色自体が反射率が高い為、効果が高くなる形です。
塗装のときにはどんな配色にするかも楽しみのポイントでもあると思いますので、その点と上手にバランスを取るようにされると良いと思います!
また塗料ごとに色の展開は異なりますので、塗装される塗料がどのような色があるのかも確認しましょう。
そして汚れに強い低汚染性を併せて持つと更に効果が高くなります。
理由は色の原理と一緒なのですが、せっかく白い色を塗っても汚れで黒ずんでしまうとその効果が低下してしまいます。
その為なるべく綺麗に保っておく必要があるので、汚れが付着しにくい塗料だとより良くなります。
遮熱塗料
それでは実際に遮熱機能のある塗料をいくつかご紹介致します。
まずはこちら!シャネツテックSi-JY(アステックペイント)です。
名前にもシャネツという文言が入ってるように遮熱機能に優れた塗料です。
弱溶剤系のシリコン塗料で、期待耐用年数は10~12年です。
続いてはこちらスーパーシャネツサーモシリーズ(アステックペイント)です。
左の写真がシリコン樹脂、右の写真がフッ素樹脂のもので御座います。
フッ素樹脂の方が期待耐用年数が3~5年程長くなります。こちらもその名の通り遮熱性を持った塗料です。
更にこちらの塗料には変退色防止性という機能が御座いまして、塗装後長く元の色を保つ効果に期待できます。
先述した通り、塗装の色味も効果的な遮熱に大切ですので、色味が長く変わらないということも重要です。
それを実現した塗料がこちらのスーパーシャネツサーモシリーズです。
最後がこちら、シャネツトップワンSi-JY(アステックペイント)です。
こちらは金属屋根用の塗料です。そのため主に工場などの屋根に使用されることが多いです。
オールインワン塗料という特徴があり、下地の劣化が激しくなければ下塗り無しで塗布することも可能です。
以上、ここでは3つの屋根用塗料を紹介させて頂きましたが、もちろん外壁用塗料にも遮熱性を持ち合わせたものも御座います。
またジェイジェイエフが主に使用させて頂いております塗料のメーカー、アステックペイントさんは遮熱性に特に優れたものを多く開発されております。
日本で遮熱塗料のシェア1位を獲得しており実績のあるメーカーです。
まとめ
昨今日本でも夏場かなり暑くなる日も多くなって参りました。
過酷な環境下におかれる屋根や外壁もしっかりメンテナンスしてあげないことには劣化が早まってしまいます。
塗装でのメンテンナンスをご検討の際は、遮熱性も考慮して頂くことがオススメです。
何か気になること、ご不明点などあればお気軽にジェイジェイエフにご相談くださいませ。
お読みいただきましてありがとうございます!